新型コロナウイルス

新型コロナ変異株対応の次世代ワクチン 秋にも生産開始

英製薬大手アストラゼネカは、新型コロナウイルスの変異株にも有効な次世代ワクチンの生産を早ければ秋にも開始するとの考えを示した。ロイターが報じている。
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アストラゼネカのメン・バンガロス氏は、次世代ワクチンの生産を「できるだけ早く」開始すると発表。また、「秋までに準備することを目指しており、それには臨床検査だけではなく、新しいワクチンの検証に必要な臨床試験も含まれる」と述べている。

アストラゼネカとワクチンの共同開発を行っている英オックスフォード大学のアンドリュー・ポラード氏によると、その次世代ワクチンは、英国で初めて発見された変異株にも効果があるという。

2020年11月下旬、ロシアの新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の開発者らがアストラゼネカ製ワクチンを組み合わせた治験の実施を提案した。この治験の予備的な結果は、3月あるいは4月に発表される見込み。

4日、北朝鮮が6月までにアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン約200万回分を受けとることが分かった。ロイターが韓国の聯合ニュースを引用して報じている。

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