菅首相、コロナ接触アプリ陳謝 「二度とこうしたことが起きないよう」

菅義偉首相は5日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA(ココア)」で起きた障害を「大変申し訳ない」と陳謝した。共同通信が伝えた。
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ココアは無料で使え、利用者同士が1メートル以内の至近距離に15分以上いると、ブルートゥース経由で互いの端末にデータが残るように設計されている。利用者にコロナ陽性反応が出た場合、あるいは感染症状が出た場合、利用者はアプリにその情報を入力する。だが2020年9月以降、ココアの約3割の利用者に陽性者との接触通知が届かない状態となっている。

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立憲民主党の泉健太政調会長は「基礎的なミスで、4カ月間も放置された」と批判したうえで、処分を要求した。これに対して、菅氏は「二度とこうしたことが起きないよう徹底調査して対応するのが私の役割だ」と答えた。

菅氏は同日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言に関して、4日に橋本聖子五輪相に対して、森氏に政府の考えを伝えるよう指示したことを明らかにした。

3日、新型コロナウイルス対策の特別措置法などの改正案が参議院本会議で採決され、成立した。

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