千葉県旭市の養鶏場のニワトリから、鳥インフルエンザウイルスが検出され、県は41万羽余りの殺処分を進めることにしている。6日に行なわれた死んだ鶏の遺伝子検査では「H5型」の鳥インフルエンザが確認された。
同県の森田知事は、対策会議を開催し、ウイルスの封じ込めを早期かつ確実に行うと同時に、確実な発生抑止に努めるよう指示を行なった。
この養鶏場のニワトリ、41万8700羽の殺処分は災害派遣要請した自衛隊とともに準備が整いしだい始めるという。また、周辺の養鶏場では拡散防止策が実施され、消毒作業が進められる。
千葉県内では去年12月末から鳥インフルエンザが過去に例のないペースで相次いで確認されており、6例目となった今回で採卵用のニワトリの23%が殺処分されることになる。
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