海上保安本部によると、7日午前、日本の領海の接続水域を航行していた中国海警局の船舶4隻のうち2隻が、尖閣諸島の大正島の沖合で日本の領海に侵入し、日本の漁船に接近する動きを見せた。2隻は、大正島の南約20キロの日本の領海内を航行している。
6日も、尖閣諸島の沖合いの領海内に中国海警局の船2隻が侵入し、日本の漁船に接近する動きを見せていた。
去年12月、日本の岸信夫防衛相と中国の魏鳳和国防相は電話会談し、尖閣諸島をめぐる状況について協議した。
尖閣諸島をめぐる日本と中国の領有権争いは、私有地だった尖閣諸島を日本政府が2012年9月に購入して国有化した後、悪化した。国有化を受け、中国では大規模な反日デモが起こった。国有化後、中国船は尖閣諸島周辺を常に航行しており、定期的に周辺水域に侵入している。
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