オックスフォード大学は、現在、ウイルスの最も一般的な変異株の特性を考慮に入れて改良中であることを強調している。
以前、米ノババックスと米ジョンソンエンドジョンソンは、他の菌株と比較して、コロナウイルスの南アフリカの菌株に対してワクチンの効果が低いと報告していた。また、ファイザーとバイオエヌテックのワクチンも、実験で南アフリカ型菌株に対する効果がわずかに劣ることを示していた。
南アフリカ型変異種
新型コロナウイルスの別の変異種501.V2は、10月に南アフリカで最初に発見された。欧州疾病管理予防センター(ECDC)によると、南アフリカでは現在、同変異種への感染が主流になりつつある。現時点での調査では英国で発見された変異種と同様、501.V2も従来種より感染力が強いことが示されているが、重症化に影響するという証拠は今のところない。
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