新型コロナウイルス

WHO コロナ用ワクチン接種が不妊を引き起こすという噂を否定

さまざまなタイプの新型コロナウイルス用ワクチンが不妊を引き起こすという噂が広まっているが、これは真実ではない。7日、この件の信憑性についての問いに対し、世界保健機関(WHO)の予防接種・ワクチン部門責任者ケイト・オブライエン氏が明らかにした。同氏のコメントはWHOのツイッターの公式アカウントに公表された。
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同氏は、「私たちが推奨しているワクチンが不妊を引き起こすことはない。これはさまざまなワクチンに関して広まった噂に過ぎず、真実ではない。不妊を生じさせるようなワクチンはない」とコメントした。

​同氏によれば、新しいワクチンが人間の遺伝子を変更させる可能性があるなどという噂は正しくないという。

オブライエン氏は、「私たちには現在、mРНКをベースとする2つのワクチンがあるが、РНКが遺伝子そのものになったり、人間の遺伝子細胞を変更させることはできない。mРНКワクチンはタンパク質生成の必要性を身体に発信する。ワクチンの多くは、それら自身が予防を行なうためにタンパク質または極僅かな細菌を提供するように作られている」と強調した。

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