菅首相は遅れている要因に「日本では感染者数が欧米諸国より少なく、治験に発症者数が集まらないため結果が出るま時間を要する」こと、「人種差が想定されるため、日本人を対象として一定の治験を行う必要がある」ことなどを挙げた。
その上で「ワクチンの有効性と安全性に配慮した結果、時間を要した」と説明した。
また河野太郎ワクチン担当相は今後の接種体制について、必要な人件費は国が負担し、自治体に負担が生じないようにすると述べた。さらにワクチンの変異ウイルスへの有効性に関しては「一定の変異には一定の有効性が保たれるという調査結果もある」と指摘した。
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