ソフトバンクグループ、日本企業初の純利益3兆円超 2020年4~12月期

ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2020年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期の約6.4倍となる3兆551億円だった。SMBC日興証券によると、純利益が3兆円を超えるのは日本企業で初めてで、過去最高となった。日本のメディアが報じた。
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SMBC日興証券によると、同グループの純利益は4~12月期としては日本企業で過去最大。また売上高は4兆1380億円で、前年同期比6.1%増となった。

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全体の投資利益は3兆7995億円で、このうちファンド事業が2兆7287億円だった。傘下の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で、米国の料理宅配サービス最大手の「ドアダッシュ」や配車サービス大手「ウーバー・テクノロジーズ」など投資先の上場企業の株価が好調となったことや、保有する米携帯電話サービス大手「TモバイルUS」の株式を一部売却したことによって利益が押し上げられた

孫正義社長は8日の決算説明会でソフトバンクグループを「金の卵を産むガチョウ」と表現し、今後の戦略について「傘下の投資ファンドはAI(人工知能)革命に集中する」と意欲を示した。 

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