ロシア 西側の非友好的政策からOSCEの軍事ドクトリンでのセミナーを30年ぶりに欠席

ロシア国防省の代表らは、西側の非友好的な政策から軍事ドクトリンに関する欧州安全保障協力機構(OSCE)のセミナーを30年ぶりに欠席する。軍事安全保障および兵器管理の交渉の際にロシア代表団のコンスタンチン・ガブリロフ代表が明らかにした。
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同セミナーは2月9日から10日にリモート形式での実施が予定され、その際、安全保障分野の協力に関するOSCEフォーラムの議長は米国となる。

ロシア、10年ぶりにNATOとの演習を実施へ
ガブリロフ代表は、「米国は我われを招待したが、要望があった。我われは彼らに対し、現在、ロシア国境での演習や諜報機の飛行などが行なわれている情勢に関連し、30年ぶりにロシア国防省はこのセミナーへの参加を不適切であると判断したことを伝えた」とコメントした。

同代表は、このセミナーの参加は参謀本部レベルでは想定されていると確認。また、「しかし、彼らがNATO(北太平洋条約機構)の拡大をロシアの抑止とみなす状況のもとで、国防省は同セミナーへの参加を見送ることとした」と語った。

一方、ロシアはこの間、新START条約延長の外交文書を米国と交換している。

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