新型コロナウイルス

ポルトガル 厳しい隔離体制は3月末まで長引く可能性=首相

ポルトガルでの新型コロナウイルスによる厳しい隔離体制は、3月末まで延長される可能性がある。11日、アントニオ・コスタ首相が述べた。
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ポルトガルの議会は11日、2020年11月に導入された非常事態宣言をさらに2週間(3月1日まで)延長することを承認した。先に、マルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領は、少なくとも自身の最初の任期が終わる3月9日まで非常事態宣言を有効とすると述べていた。

しかし、コスタ首相は記者会見で「今後15日間、または3月いっぱいは現在の検疫レベルに従う必要がある」と述べた。

コスタ首相によると、感染状況はある程度改善されたものの、「入院者数は依然として非常に多く」、特に集中治療室での治療で困難な状況が続いており、ワクチン接種も当初の計画より遅れている。さらに、ポルトガル国内では新規感染者の43%が英国型の変異種に感染している。首相は「今は隔離体制の解除について話す時ではない」とした。

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ポルトガル政府は1月中旬に厳格な隔離体制を導入した。国民には可能な限りの在宅勤務が推奨され、学校は1月22日から閉鎖された。

ポルトガルでは流行の開始以来、約78万人が新型コロナウイルスに感染し、1万4900人が死亡した。現在までに、43万6000人にワクチン接種が行われ、13万1000人が2度の接種を完了している。

1月中旬、デソウザ大統領が新型コロナウイルスに感染したとの報道があった。

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