ミャンマー軍、囚人2万3000人以上の恩赦を発表

ミャンマー軍は12日、外国人を含む2万3000人以上の囚人に恩赦を与えた。ロイター通信が、ミャンマー軍のミン・アウン・フライン総司令官を引用して報じた。
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この決定は、国が「囚人を立派な市民に変え、社会を満足させるために、平和、発展、規律を通じて新たな民主主義国家を構築している」ことを背景に下されたという。

外国人55人を含む2万3314人の囚人に恩赦が与えられた。

先に米バイデン政権は、ミャンマーでの軍事クーデターを受けた制裁の発動と、米国内にあるミャンマー政府の10億ドル(約1050億円)の資産に軍関係者がアクセスできないようにする措置を発表した。


ミャンマーでは2月1日に軍事クーデターが起き、ウィンミン大統領やアウンサンスーチー国家顧問が拘束された。数日前から政府と軍の間では昨年11月の選挙結果をめぐり緊張が高まっていた。

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