もっとも信頼の高いワクチンにはファイザー社の製薬が選ばれ、世界の35ヶ国で承認を受けている。第2位は31ヶ国で登録が行なわれたアストラゼネカ社製のワクチンだった。
「スプートニクV」は14ヶ国で承認されているモデルナ社製をはじめ、中国の3つの製薬(13ヶ国のシノファーム、10ヶ国のシノバック、2ヶ国のカンシノ)を上回った。
「スプートニクV」は今週末までにすでに欧州やラテンアメリカ、中東、アフリカ、アジア、北米の26ヶ国で承認を受けている。
ロシア直接投資基金によれば、2月12日、同製薬はモンテネグロとセントビンセントおよびグレナディーン諸島でも承認を受けている。
2日、科学誌『The Lancet』が、高い効果と安全性が認証されたロシア製の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の臨床実験の第3フェーズの結果を公表した。製薬の効果は91.6%とされ、60歳以上の治験者では91.8%だった。また、同ワクチン接種後の新型コロナウイルスに対する抗体は98%の治験者で確認がされた。