バイデン大統領は、現在、米国政府はコロナ用ワクチンの普及で輸送問題に直面していると強調した。
ABCニュースによれば、同大統領は、「ワクチン接種プログラムが私や私のチームが予想していたよりも非常に悪い状況にあることは、誰の目にも明らかだ」とコメントした。
バイデン大統領は、今夏の終わりまでに米国には新型コロナ用ワクチン2億本が納品される予定だが、しかし、全国民に製薬を届けることは大変に難しい状況であると語った。
また、同大統領は、前大統領のドナルド・トランプ氏はワクチン接種を米国の優先課題とすることに積極的ではなかったと指摘した。
ニューヨーク・タイムズ紙は、バイデン大統領の発言を引用し、「研究者らがかつてない早い期間でワクチン開発に取り組んでいた時に、はっきり言って、前任の大統領は数億人規模でワクチンを接種しなければならないという大変な問題に十分に対処しなかった」と報じた。
この間、バイデン大統領は、就任後の最初の100日間、つまり4月末までに、1億人の国民が接種を受けられるようにする予定だと公言している。