大韓航空も「どこにも行かないフライト」開始

韓国最大手の航空会社、大韓航空は、新型コロナウイルスによる危機を背景とした各国の航空会社のトレンドに加わり、「どこにも行かないフライト」の提供を開始する。聯合ニュースが報じた。
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聯合ニュースによると、大韓航空は今のところ「どこにも行かないフライト」を2月27日に1便のみ計画している。ルートは、仁川国際空港を出発し、日本海、釜山、済州島、対馬海峡の上空を周遊し、仁川国際空港に到着する。

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飛行時間は2時間20分。航空券の料金は、座席クラスの違いによって変わるが、21万9000〜70万ウォン(約2万~6万6000円)。

アシアナ航空やチェジュ航空などの韓国の他の航空会社は昨年末に「どこにも行かないフライト」のチケット販売を開始した。アシアナ航空は現在も同フライトを提供しているが、チェジュ航空はすでに終了している。

韓国の航空会社は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために世界の多くの国が入国制限を強化したため、昨年初旬から大多数の国際線の運航を停止した。韓国の国土交通部によると、同国の主要航空会社の旅客輸送量は前年比82.3%減だった。

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