同紙によると、ニューヨーク大学のマシュー・アダムス博士とプリンストン大学のデボラ・ヴィシャク博士が率いる考古学チームが、ソハーグ県の古代都市アビュドス(アビドス)北部でビール醸造所を発見した。
このビール醸造所は、約5000年前にエジプトを統治したナルメル王の時代のものである可能性があるという。アダムス博士によると、この醸造所は一度に約22.4リットルのビールを製造することができた。
同氏はビール醸造所について、古代エジプトの初期の支配者たちの埋葬施設の内部で行われていた儀式の遂行を保障するために、この場所につくられたと考えている。