ロサンゼルス警察、ジョージ・フロイドさんのバレンタイン画像について捜査を開始

米ロサンゼルス警察は、署員がバレンタインデーにちなんで「You take my breath away(あなたは息をのむほど美しい)」というキャプションの付けられた黒人男性ジョージ・フロイドさんの画像を共有していたとの報告を受け、調査を開始した。15日、米紙「USA Today」が報じた。
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同警察はバレンタイン画像を作成したのが署員であるという証拠をまだ見つけていないが、こうした行為は受け入れがたいとされている。署長らは署員の職場を調査するよう指示された。

このバレンタイン画像について、署員の一人が署の指導部に語った。署員らは互いにこの画像を送り合ったという。訴えを起こした署員は画像が職場でどのように、どこで持ち上がったのか、誰が関与しているのか、指導部が判断できるように回答するとみられる。

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2020年5月25日、米ミネソタ州ミネアポリス市の警察官は20ドルの偽札使用の疑いでジョージ・フロイドさんを拘束。公開された動画によると、拘束の際に警官はフロイドさんの首を7分にわたり押さえつけており、その間、フロイドさんは息ができないと訴え続けていた。フロイドさんは意識を失い、病院に運ばれたが死亡が確認された。2回の解剖により、フロイドさんの死亡理由は暴行によるものだと断定された。

この事件により、元警官とその同僚警官3人が逮捕された。ジョージ・フロイドさんの死は、警察の残虐行為と人種差別に対する大規模な抗議活動を引き起こした。

また、この事件を受けドナルド・トランプ米大統領(当時)は、容疑者を取り押さえる際に首を圧迫する行為の禁止などが盛り込まれた警察改革令に署名した。

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