カラツェフは、2-6、6-4、6-1、6-2で第18シードのディミトロフに勝利した。ディミトロフは第2セット終盤に負傷し、第4セット開始前にメディカル・タイム・アウトをとった。
カラツェフは準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)のどちらかと対戦する。
カラツェフはグランドスラム(4大大会)のメインドローに今回初めて入った。これまでは資格を得ることができなかった。
カラツェフは1968年に設立されたテニスのオープン時代(アマチュアを含むすべての選手があらゆる大会に参加できるようになった)に初出場のグランドスラムで準決勝に進んだ初の選手となった。現在、全豪オープン準決勝にはカラツェフの他にもう1人のロシア人選手の出場が確定している。別の準々決勝はロシア勢対決となり、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とダニール・メドベージェフ(ロシア)が対戦する。
グランドスラムの準決勝にロシア人選手2名が進出するのは史上3回目となる。
カラツェフは、マラト・サフィン(ロシア)以来、2005年以降に全豪オープンの準決勝に駒を進めた初のロシア人選手となった。
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