新型コロナウイルス

北朝鮮の新型コロナ用ワクチンの接種:誰がはじめに受けるか?

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)はプログラム「COVAX」を通じアストラゼネカ社製の新型コロナウイルス用ワクチンの供給を予定している。同プログラムは172ヶ国が合同で新型コロナウイルス用ワクチンの利用を保障する枠組みをなす。初ロッドは99万本でしかないことから、北朝鮮当局は、誰がはじめにワクチン接種を受けるか決めることになる。ソウルのサイト「Daily NK」が報じた。
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信頼の高い情報筋を引用し同サイトが報じたところによれば、2月14日、北朝鮮当局は同国の「優先クラス」のワクチン接種の計画を検討した。この範囲には、朝鮮戦争の退役軍人や革命の犠牲者の家族、また、国家機関や企業指導部などが対象となる。

COVAXのワクチン普及での報告によれば、北朝鮮にはアストラゼネカ社製ワクチン199万2000本が供給されることになり、この本数は99万人の接種には十分と言える。

北朝鮮当局はワクチンが同国に到着次第、接種を開始する予定だ。また、サイト「Daily NK」は、北朝鮮は、韓国で使用が承認されたワクチンを優先すると報じた。

情報筋によれば、北朝鮮当局は特にアストラゼネカ社製を優先しているが、それはこの製薬が「保管と普及が容易」であり、この「ワクチンが韓国で使用の承認を受けている」ことに関連する。

以前、韓国政府は、英国の製薬企業アストラゼネカ社製の新型コロナウイルス用ワクチンの使用を承認したが、しかし、高齢者への接種には慎重な態度を示した。

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