同誌によれば、コーバー博士は、ハイブリッドウイルスは、英国の菌株B.1.1.7と米国で確認されたB.1.429が融合して発生したと主張する。
現在のところ、研究者らは、このハイブリッド種による感染をわずか1症例だけ確認している。これ以外では、新種の感染と新型コロナ用ワクチンへの安定性に関する信頼できる情報はない。
また、雑誌『New Scientist』は専門家らを引用し、新しい菌株はおそらくウイルス間での遺伝子交換によって生じ、それは1つの細胞が感染する瞬間の接触で発生したと報じた。
以前、研究者らは、こうしたハイブリッド菌株が発生するケースは、特殊な条件が必要となることから、極めて少ないとの見解を示している。