マイクロソフト WindowsからAdobe Flash Playerの削除を開始

米マイクロソフトは、Adobe Flash Playerを削除する新しいアップデートを展開した。Windows Latestが伝えている。
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Adobe Flash Playerは、バナー広告、アニメーションやゲームの作成、オーディオとビデオの再生に使用されるマルチメディアプラットフォーム。1996年1月1日に最初のバージョンがリリースされ、2020年12月31日にサポートを終了した。

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報道によると、マイクロソフトがマイナーアップデート「KB4577586」の展開を開始したが、その主な目的の1つは、システムから非アクティブなコンポーネントを削除することだという。具体的には、このアップデートでOSからAdobe Flash Playerやその痕跡をクリーンアップする。アップデートは今後数週間以内にアップデートセンターから全てのユーザーに提供される。

記者らは、このアップデート「KB4577586」は任意のものになるが、更新プログラムの確認を行うと自動的にインストールされると指摘している。このインストールは5分もかからず、インストール後にはOSから再起動が要求される。Adobe Flash Playerを再起動すると、システムから全てのAdobeソフトウェアコンポーネントが削除される。

KB4577586のインストール後には、Adobe Flash Playerをパソコンに戻すことはできない。ただし、以前にサードパーティ製のアプリケーションとしてAdobe Flash Playerをインストールしていた場合は、削除されないという。

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