先週末、モスクワでエキシビション的なフィギュアチーム対抗戦が行われた。これを観戦したズーリン氏は、ザギトワ、メドベージェワともに大会で戦える力はすでにないと断定した。
ズーリン氏はカップでの2人の演技を見て、決定的にキャリアの終焉を確信したという。ザギトワはトリプルフリップに失敗し、転倒してしまい、メドベージェワもミスない演技を終えたものの、ライバルチームに大きく溝をあけられた。
ズーリン氏は今になってみれば、2人にとってのキャリアの終止符は頂点に立った、あの2018年の平昌五輪だったと振り返る。銀に甘んじたメドベージェワはカナダのオーサー氏のもとで2年の研鑽を積んだが、結果に満足できず、結局はエテリ・トゥトベリーゼ氏の元に舞い戻った。ザギトワは2019年末の時点で一時中断を決めたが、この中断がコンディションに影響を与えたことは否めない。
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