探査車「パーシビアランス」は日本時間で6時55分、火星の表面に着陸した。NASAの管制官が火星への着陸を発表すると、管制室の職員らは歓声を上げた。
NASAでは「パーシビアランス」の着陸が成功する可能性を50パーセントと評価していた。
着陸の3分後には探査車から最初のモノクロ写真が送信されてきた。
NASAとしては5台目となる火星探査車「パーシビアランス」は2020年7月に米フロリダ州の基地から打ち上げられ、7か月にわたって宇宙空間を飛行。探査車には7つの研究用調査装置が取り付けられており、2年間にわたって火星の地表を調査する。探査車には火星の大気中に含まれる酸素を採取する装置も取り付けられているほか、「宇宙ヘリ」も搭載しており、地球以外の惑星で初めて飛行実験を行うという課題に挑戦する。
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