ブルームバーグによると「ノードストリーム2」報告書は19日に議会に提出される。制裁対象になるのは一部のロシアと関係する企業のみという。
ブルームバーグは、バイデン政権は同プロジェクトの停止を図ると同時に、親しい欧州同盟国との対立は避ける狙いがあると指摘している。
「ノードストリーム2」は2本のガスパイプライン建設プロジェクト。ロシア沿岸部からバルト海を経由しドイツまで年間計550億立方メートルのガスの供給が可能になる。同プロジェクトにはEUにLNG(液化天然ガス)を売り込みたい米国、またウクライナと一部欧州諸国が強い反対姿勢を見せている。
関連ニュース