仏ルノー、1兆円の赤字 過去最大

フランス大手自動車メーカーのルノーは19日、2020年12月期連結決算で最終損益が80億800万ユーロ(約1兆250 億円)の赤字となったことを発表した。日本の各メディアが報じている。
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ルノーによると赤字は2年連続。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による世界販売の減少や、43%を出資する日産自動車の業績不振などが響き、赤字幅は過去最悪となった。

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また世界的な半導体不足について、同社は今年4~6月に不足のピークを迎え、2021年の生産台数は約10万台減るとの見通しを明らかにした。

売上高は前年比21・7%減の434億7400万ユーロ(約5兆5600億円)、営業損益は19億9900万ユーロ(約2556億円)だった。

ルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスや半導体不足の影響で、今年も厳しい状況が続く年となる可能性を指摘したうえで、業績の回復に意欲を示した。

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