ワイズエンデーンジャー教授は自身の報告の中で、コウモリから人間に新型コロナウイルスを媒介する生物がいないことを指摘した。また、同教授は、こうした動物は武漢市の市場では売られておらず、しかし、同市のウイルス学研究所には十分にコロナウイルスが存在すると強調した。
また、同教授は新型コロナウイルス感染の特徴を明らかにした。教授によれば、自然界のコロナウイルスではそうした特徴は見受けられないという。
また、ワイズエンデーンジャー教授は、当初、施設職員がコロナウイルスに感染しているという点を強調した。
新型コロナウイルス発生までを記した報告書をベースに、同教授は武漢市の研究所のセキュリティー技術の欠陥を結論付け、中国の専門家らが大量に集められたコウモリのコロナウイルスの実験を試みていたと述べた。
同教授は、2019年10月に中国の研究所でコロナウイルス感染症の拡大の兆候があったと強調した。
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