研究者らが14年間にわたって35歳から86歳のおよそ1000人を対象に人格と免疫システムの相関関係を調べた結果、免疫システムのインターロイキン6の含有率が低いほど、加齢による病気の発生リスクが低く、神経系、循環器呼吸器系、消化器官系がより長く機能する、つまり寿命が延びることがわかった。
今回の調査で明らかになった興味深い事実は、免疫システムにおけるインターロイキン6の生成が一番少ないのが良心的で規律の正しい人だったことだ。つまり人間の性格と寿命の間に直接的な関係があることが科学的に証明されたことになる。研究者らは、意識の高い人は食物バランスに気を付け、飲酒、喫煙を行わずに体を動かして健康的な生活を送ろうと心がけることも忘れてはならないと指摘している。
スプートニクは以前、子どもの誕生も寿命に影響しているという研究結果を紹介している。
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