マイクロソフトは、個人向けの「Office 2021」と企業の製造現場向けの「Office LTSC」を発表した。Officeの新バージョンでは、特にワード、パワーポイント、エクセルでマイナーな変更が行われている。Office Professional Plus、Office Standard、および個別のOfficeアプリの価格は10%値上げされるが、Office 2021の価格は据え置かれる。
同社は、Office LTSCは、何らかの理由でクラウド版「Microsoft 365」の利用をやめた企業顧客向けの代替品になると説明している。Office LTSCは、インターネット環境が常に必要とされない製造現場などで利用されることを想定している。またマイクロソフトは、将来的には永続ライセンス型のOfficeをもう1種類リリースすることを明らかにしている。
マイクロソフトは、Office 2021とOffice LTSCについては、32ビットおよび64ビットのWindowsとmacOSでサポートされており、Windows版とmac版は2021年後半に利用できるようになると発表している。
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