新型コロナウイルス

イーロン・マスク氏、コロナに対する免疫研究を実施 スペースXの従業員が参加

イーロン・マスク氏率いる米スペースXは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する免疫の研究を実施した。研究には同社の4300人超の従業員が参加し、採血による新型コロナウイルス抗体検査を受けた。この研究は、ネイチャー・コミュニケーションズ誌に掲載された。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
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研究者らがコロナウイルスの色について解説
研究者らは、特定の抗体閾値がコロナウイルスに対するより長期的な保護を提供する可能性があるとの結論に達した。また研究者らは、コロナに感染してあまり症状が出ず、軽症だった人たちは、ウイルスに対する抗体産生が少ないことも明らかにした。そのため、このような人たちはより長期的な免疫を得る可能性が低くい。

研究を主導したのは、マスク氏とスペースXの医療部門の責任者たち。共同研究者の米マサチューセッツ総合病院ラゴン研究所とマサチューセッツ工科大学及びハーバード大学の上級研究員のガリト・アルター博士は「人々は抗体を保有しているかもしれないが、これはCOVID-19に感染しないという意味ではない」と強調した。

研究者たちは研究結果について、誰がコロナウイルスに対して最も脆弱であり、最初にワクチン接種を受けるべきかを決めるのに役立つことに期待している。

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