国連事務総長、気候変動対策の4つの優先課題挙げる

国連安全保障理事会は23日、気候変動問題をめぐるハイレベルのオンライン公開会合を開き、その中でアントニオ・グテーレス事務総長は、気候変動対策における4つの優先課題を挙げた。
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グテーレス事務総長は世界各国は以下の課題に集中的に取り組む必要があると述べた。

1.世界全体の温室効果ガスの排出量を2030年までに、2010年比で45%削減する。

2.気候変動対策への投資の規模を拡大する。

3.人権を最重視する安全保障コンセプトを採択する。これにより平和の維持と紛争のリスク軽減を実現することができる。

4.国連加盟国と非加盟国とのパートナーシップを深化させる。

グテーレス事務総長は、世界全体をパリ協定の目標達成の方向へと向かわせ、気候変動による悲劇を避けなければならないとし、21世紀半ばまでに排出量をゼロにするため、真の国際連携を図る必要があると強調した。


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