日産前会長ゴーン被告 幇助したトルコ人らに禁固刑

24日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告関連のスキャンダルなニュースが2本、報じられた。AFP通信によれば、ゴーン被告のレバノン入国を幇助したとして起訴されたトルコ人3人にトルコの司法が禁固刑4年2か月の判決を下した。
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ゴーン被告は2019年12月、保釈中であるにもかかわらず、イスタンブールを経由してレバノンに入国していた。日本からの出国、経由地のトルコ入り、そこからの出国にあたっては複数の人間の幇助があったとされている。AFP通信によれば、今回、禁固刑が言い渡されたのはプライベートジェット運営会社の従業員1人とパイロット2人。

同日、東京地裁では金融商品取引法違反に問われている日産元代表取締役、グレッグ・ケリー被告の公判が行われ、日産の西川広人前社長(67)が証人として出廷した。毎日新聞が報じた

検察は、ケリー被告がゴーン被告と共謀し、ゴーン被告の役員報酬約91億円を有価証券報告書に記載しなかったと疑いをかけている。証人として出廷した西川氏はゴーン前会長の退任後に報酬を後払いする契約書に数回にわたってサインしたと証言したが、「未払い報酬」の存在は「全く認識していなかった」と主張した。

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