ハッカー被害の『サイバーパンク2077』開発会社 復旧未だに不可能

アクションロールプレイゲーム「サイバーパンク2077」、「ウィッチャー」シリーズで有名なポーランドのゲーム開発会社 CD Projekt REDが、サイバー攻撃を受けたためにすべてのプロジェクトの作業を少なくとも3月まで延期せざるをえなくなったと発表した。ハッカーの同社のシステムへの攻撃は大規模で、テレワーク状態にある同社の社員の大半は、すでに2週間にわたって作業に戻ることができないていない。
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CD Projekt REDがサイバー攻撃を受けたのは2月上旬。ハッカーらは社内の内部資料に侵入し、『サイバーパンク2077』やまだ未発売の『ウィッチャー3』をはじめとする複数のゲームのソースコードを盗み出すことに成功した。

マスコミ報道によれば、その後、ハッカーらはオークションで盗んだソースコードを売却。CD Projekt RED はハッカーらからの取引の提案を拒絶した。

CD Projekt RED はシステム復旧を図り、脆弱な箇所のチェックを行っている間は、開発者らは『サイバーパンク2077』開発に必要なツールにはアクセスができない。

​ブルームバーグによれば、CD Projekt REDの社員らは2週間も作業ができない状態をかこっている一方で、ハッカー攻撃の悪夢は続いており、社員はパスポート番号を含む個人情報まで盗まれてしまった。

CD Projekt RED幹部は社員らに対し、個人の使用している機器のチェックを行い、口座を凍結して国家機関にサイバー攻撃の事実を通知するよう通達している。

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