新型コロナウイルス

NYで流行のコロナウイルスに新たな変異種

ニューヨークで検出されたコロナウイルスの新たな変異種は現在、ニューヨークで接種が進んでいるワクチンの有効性を低めてしまう恐れがある。ニューヨークタイムズ紙はカリフォルニア工科大学の研究者らの調査結果を引用してこう報じた。
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ニューヨークで検出された変異種はB.1.526と命名された。同変異種は2020年11月の段階でニューヨークでのサンプルの中にすでに検出されていたものの、2021年2月には検出される範囲はかなり広範に拡大している。

カリフォルニア工科大学リサーチセンターの所長を務めるデーヴィッド・ホー教授は「(ニューヨーク州)ウエストチェスター郡、ブロンクス街、クイーンズ、マンハッタンのダウンタウンでの状況を観察していると、感染が広範に進んでいることがわかる。これは唯一の蔓延例ではない」と述べている。

ニューヨークで蔓延しているコロナウイルスには、これまで南アフリカをはじめとする諸国で検出された複数の変異種が含まれている。

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