ナイジェリア 全寮制の女子校から300人超の生徒が誘拐される

ナイジェリア北部ジャンギーブで、国立の全寮制の女子中等教育学校の生徒300人超が正体不明の武装集団に誘拐されたことが分かった。ナイジェリア紙「パンチ」が、同校の職員の発表を引用して報じている。
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その武装集団は、オフロード車やバイクで午前1時に同校の建物にやってきた。また、彼らは国家保安官の制服を着用していた。その後、武装集団は女子生徒を無理矢理外に出し、車に乗せたという。

地元当局もこの事実を確認している。ザムファラ州知事のスポークスマンは、子どもたちは誘拐されたと発表したが、誘拐されたのは何人か、どこに連れて行かれたのかについては明らかにしていない。

一方、同国メディアの「PMニュース」によると、武装集団は学校に向かう前に、軍が封鎖している道路を攻撃した。武装集団の攻撃を受け、数人の兵士が負傷したという。

ナイジェリアには過激派組織が存在するが、その中でもよく知られているのがボコ・ハラム。この過激派は、西洋式の教育モデルに反対し、国内全土にシャリーア(イスラム法)を導入することを目指している。これまでにボコ・ハラムは女性や子どもを何度も人質にとっている。

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