南米で地球最古のティタノサウルスが発見

アルゼンチンのパタゴニアで世界最古のティタノサウルスが古生物学者らによって発見された。科学の普及を目指すサイトCTyS-UNLaMが報じた。
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ネウケン市から南東で発見されたティタノサウルスはニンジャチアン・ザパタイ(Ninjatitan zapatai)と命名された。この草食恐竜は2014年に肩甲骨の部分が技術士ヨナタン・アロカ氏によって発見されており、それから本格的な発掘が始まっていた。

​発見されたニンジャチアン・ザパタイは高さ20メートルに及ぶ。骨の年齢から1億4000万年前 のものであることがわかっており、ティタノサウルスは白亜紀初期にすでに生息していたことが証明された。今回の発見の前まではティタノサウルスは1億2000万年前よりも古い時代に生息していたことは知られていなかった。

今回の発見を発表した別の科学誌のAmeghiniana誌は、発見はティタノサウルスがプレートテクニクスによって過去に存在したとされる超大陸のゴンドワナ大陸で出現したのではないかという理論にさらなる裏付けとなったと指摘している。

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