米国とEU ナワリヌイ氏に関連しロシアに制裁実施 ロシア政府が反応

2日、欧州連合(EU)と米国政府はロシアの反体制派アレクセイ・ナワリヌイ氏の事件に関連しロシアへの制裁を実施した。ロシア政府がコメントを発表した。
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EUはアレクセイ・ナワリヌイ氏逮捕に関連し4人のロシア人に個人的制裁を課した。リストにはイーゴリ・クラスノフ検事総長とロシア連邦捜査委員会のアレクサンドル・バストリキン委員長、連邦刑執行庁のアレクサンドル・カラシニコフ長官、国家親衛隊のビクトル・ゾロトフ隊長の名が記載された。ロシアに対する制裁はEU27ヶ国大使を含め賛同が示された

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米国政府も同様にナワリヌイ氏に関連した制裁実施を発表し、米国のインテリジェンス・コミュニティーがナワリヌイ氏の中毒事件でロシア連邦保安局を非難したことを発表した。米国の制裁はロシア当局の7人の「高官」と生物・化学兵器の生産に関わる14機関を対象とした。制裁には輸出およびビザ発効に関する規制も含まれる。また、米国政府は、今後数週間のうちにさらに3分野でロシアの一連の「安定性を欠いた行動」に対応すると表明した。

この間、ロシア外相は米国の制裁の脅威に対し、ロシアは相互主義の原則に沿って行動すると表明した。またロシア上院と外務省は、EUのロシアに対する制裁は対抗措置を生じされることになると強調した。

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