前澤友作氏、月周回旅行の同乗者8人を募集

米国の宇宙開発会社スペースXが開発するロケットによる初の宇宙旅行者となる日本の前澤友作氏は、自身の月周回旅行の同乗者8人を世界中から募集すると、3日、自らのツイッターで発表した。
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配信した動画の中で、前澤氏は、ミッションに参加してくれるクルー8人を世界中から募集するとし、旅行には10人から12人が参加するが、そのうちの8人を自らが招待すると述べている。

​前澤氏は応募者に求める条件として、「宇宙に行くことで人や社会に役に立つ可能性がある人」、「クルーをサポートできる人」を挙げた。月周回旅行は2023年に予定されている。

現在42歳の前澤氏は、2018年、スペースX社による初の宇宙旅行者に選ばれた。月に向かう超大型ロケット「スターシップ」の全席の権利を前澤氏が獲得している。

​去年1月、前澤氏は月への旅行に関心がある20歳以上の未婚女性を募り、彼女らがこの旅行へ参加できる可能性があると語っていた。女性の希望者らは「常に積極的」で、世界中の平和を望んでいることが条件とされた。

だが、1月末、前澤友作氏は、「個人的な理由」から、月旅行に一緒に参加する女性を探すことを中止すると発表した。

希望者を募るプロセスについても企画として撮影が行なわれ、日本のストリーミングサービス「Abema TV」が中継を行なうことになっていた。申請は1月17日まで受付されていた。

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