少女2人を監禁したロシア人の男 出所後の6年間で課せられる制限が明らかに

「スコピンの変質者」として知られるロシア人のヴィクトル・モホフは出所後、イベントに参加したり、夜に外出したり、許可なくスコピンスキー地区(モホフが住むロシアの地方都市の郊外)を乗り物等で出て行くことはできなくなる。これらの制限は、判決で明らかになった。
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法執行機関の関係者は2月、以前2人の少女を誘拐して強姦し、地下室に4年近く閉じ込めていたモホフは、17年の刑期を終えたあと、3月3日に釈放されるとスプートニクに語っている。


金属の修理工のモホフは2000年、スコピンで14歳と17歳の少女2人を誘拐し、約4年間地下室に閉じ込めた。地下室で少女のうちの1人が2人の赤ちゃんを産んだ。

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モホフは少女たちを飢えさせ、日の光を浴びさせず、ゴム製のホースで殴り、地下室中に催涙ガスをまき散らした。しかし少女たちはメモを他人に渡すことに成功。これにより警察の捜索が始まり、2004年5月に救出された。モホフの事件については、スプートニクの記事をお読みください。


モホフは、懲役を終えた後は6年間監視下に置かれ、以下の制限が課せられることになる。

ロシア連邦の領土内で開催されるスポーツ、文化、演劇などの大衆イベントに行ってはならない。及び、それらのイベントに参加しないこと。

午後10時から午前6時までの間、勤務時間及び労働の遂行に伴う時間を除き、住居の外に出てはならない。

内務機関の許可無しにリャザン地方のスコピンスキー地区の領土を乗り物等で離れてはならない。

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