マイクロソフト 中国が支援するハッカー集団を非難 米国への大規模なサイバー攻撃の件で

米マイクロソフトは、中国が支援するハッカー集団「Hafnium」が、米国の様々な機関に対して大規模なサイバー攻撃をしかける責任を負っていると発表した。
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Hafniumについてトム・バート副社長は、「マイクロソフトのサイバー脅威インテリジェンスセンター(MSTIC)によって特定された、国家が主導する脅威に関する情報を共有する。我々はこの脅威をHafniumと呼んでいる。この集団は中国を拠点に活動しているが、この集団の活動に関して我々が話すのはこれが初めてだ。Hafniumは能力の高い熟練した集団だ」と説明している。

これよりも前、マイクロソフトは、「国家が支援している」中国のハッカーが米国の様々な機関の情報を得るために未知のゼロデイ脆弱性を利用してMicrosoft Exchange Serverに攻撃をしかけていたと発表した。同社によると、ハッカーは米国内の機関を標的にし、感染症の研究者や法律事務所、大学、防衛関連の請負機関から情報を盗みだしていた。

これに対し中国外務省の報道官は、サイバー攻撃の調査については専門的かつ責任あるアプローチを望み、サイバーテロであるという認定は、根拠のない思い込みや告発ではなく、説得力のある証拠に基づくものであるべきとの声明を発表した。

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