除隊処分を受けたトランスジェンダーの元兵士 遺体で発見 韓国

韓国初のトランスジェンダーの元兵士が3日、自宅で遺体で発見されたことが分かった。米CNNが報じている。
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この元兵士は、ピョン・ヒスさん(23)。ピョンさんは2017年に軍に入隊後、2019年の休暇中に男性から女性への性別適合手術を受けた。その後、ピョンさんは除隊処分を受けた。

​ピョンさんはソウル南部の清州市に住み、メンタルヘルスのカウンセリングを受けていた。

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カウンセラーが2月28日以降ピョンさんと連絡が取れないと救急隊員に通報したところ、3月3日、ピョンさんは自宅で亡くなった状態で発見された。死因は明らかになっていない。

ピョンさんは、2020年2月、除隊の取り消しを求めて韓国軍に訴訟を起こしたが、軍は7月、その請求を棄却した。また、ピョンさんとともに活動してきた「韓国軍人権センター(CMHRK)」によると、ピョンさんは2020年8月に陸軍参謀総長に訴訟を起こし、4月に行われる口頭弁論に出席する予定だった。

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