スペースXの宇宙船スターシップの試作機、着陸後に爆発

イーロン・マスク氏率いる米スペースXの宇宙船スターシップの試作機「SN10」が、着陸の数分後に爆発した。
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カメラが爆発の瞬間をとらえていた。

スペースXの中継では、「宇宙船の燃料過剰」が爆発の原因となったと述べられている。

3日、宇宙船スターシップの試作機「SN10」の試験飛行が米テキサス州で行われ、離陸した「SN10」は高度およそ1万メートルに達した後、方向転換して下降、着陸前にエンジンが再点火され、着陸したが、その数分後に爆発した。スターシップの試験機が爆発するのは3回連続。

マスク氏の反応

マスク氏は「SN10」の爆発後、3回連続の失敗にもかかわらず、試験機の今後の成功に期待を表明した。マスク氏はツイッターに「スターシップSN10は無事に無傷で着陸はした!」と投稿した。

またマスク氏は、スペースXは素晴らしい仕事をしていると指摘した。

マスク氏は投稿へのコメントに対し、「いつの日か真の成功はスターシップの飛行が当たり前の出来事となることで評価されるだろう」と返信した。


スペースXは、完全に再利用可能な打ち上げロケット「スーパーヘビー」と宇宙船「スターシップ」で構成される輸送システムを開発している。同システムにより、衛星、乗組員、貨物を地球低軌道と月や火星に輸送することが可能となる。

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