新型コロナウイルス

欧州連合 スプートニクVの審査を開始

欧州医薬品庁(EMA)が、新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の登録書類の逐次審査を開始した。ロシア直接投資基金(RDIF)が発表している。
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RDIFは、「逐次審査を開始するという委員会の決定は、成人を接種対象としたスプートニクVの実験室での試験と臨床試験の結果を考慮して行われた」と声明で発表した。

EMAは、スプートニクVの有効性、安全性、品質について欧州連合(EU)で定められた基準に準拠しているかどうかを評価するという。


スプートニクV

またRDIFは、「スプートニクVは、政府の規制当局から承認を受けた数で世界トップ3に入る新型コロナウイルスワクチンだ。すでに42カ国で登録されており、その総人口は11億人を超えている。ハンガリーとスロバキアは、EMAによる欧州共通の登録を待たず独自にスプートニクVを承認した」と述べている。

スプートニクVのツイッターアカウントは、同ワクチンの生産施設でEMAの検査官と会うのを楽しみにしているとツイートしている。

​さらに同アカウントは、「私たちは共に新型コロナウイルスと戦っている。政治を脇に置くことによってのみ、我々はパンデミックを打ち負かすことができる」と投稿している。

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