スマホに入れたアプリが作動する際、連絡先のリストとSMSへのアクセスが求められることがある。SMSへのアクセスは、承認を迅速に行うために重要なものとなる。
しかし、シェルツィン氏によると、「これらや他の多くのケースでは、ウイルスを介してSMSに素早くアクセスしたり、知らない間に携帯電話のバックアップをリモートで復元したりするため、SMSは最も脆弱な空間となっている」という。
銀行やインターネットサイトから送られてくる一時的なパスワード等は、原則として1分以上経つと機能しない。しかし、ハッカーがアクセスできるようになると、ユーザーの口座やアカウントに侵入する。そうなると、予測できない結果がユーザーを待ち受けることになる。
シェルツィン氏は、これらのリスクを最小限に抑えるために、バックアップを作成し、二要素認証を設定しておいた方がいいとアドバイスしている。また、携帯電話をなくさないようにし、自分のSMSに気をつけておくことが大事であるという。
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