ウォルト・ディズニー 北米で60のディズニー・ショップを閉店へ

ウォルト・ディズニー・カンパニーは今年2021年、北米に展開するディズニー・ショップを最低でも60店舗を閉店すると発表した。同社の広報部はダウ・ジョーンズ通信社からの取材に、自社が電子取引に集中し、従来形式のオフラインショップの数を減らすことを決めたと話している。
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閉鎖が決定された店舗はディズニーの説明によれば、いずれもロックダウンによって営業が一時停止されていた。

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ディズニー・ショップの数は世界におよそ300店。店にはここでしか買えないプロダクトがラインアップされており、レジャープログラム、人員を支援、推進していくための収入源となっている。ただしディズニーランドがパンデミックの影響で閉鎖されていたためにディズニーショップにおけるテーマ商品の販売も落ち込んでいた。

来年1年でディズニーは電子取引のプラットフォームの改善に取り組み、オンラインショッピングを完全にモバイル・アプリの「ディスニーパーク」やSNSに統合していく。

先月2月、ウォルトディズニー・カンパニーは34年の歴史を誇ってきたブルースカイスタジオの閉鎖を明らかにしたと報じられた。このスタジオはディズニーアニメの『アイス・エイジ』の全5作、『ブルー初めての空に』などの名作を生みだしてきた。ディズニー側はこの決定についてパンデミックが経済の現実を塗り替えたと説明した。

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