オックスフォード・ブルックス大学の研究者らの情報によると、臨床的に安定した状態の新型コロナウイルス感染症患者の95%が、短期的展望で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患った。また患者の17〜42%がうつ病などの気分障害を患った。
研究者らによると、主な短期的認知障害は、注意障害(45%)と記憶障害(13〜28%)だった。研究結果によると、長期的展望における神経精神的問題は、気分障害と疲労感。一方、患者たちは集中力(44%)と記憶力(38-50%)の問題も訴えたという。
昨年11月、ジョンズ・ホプキンズ大学医学部の教授は、新型コロナウイルスの感染拡大が精神疾患をより頻繁に生じさせる原因となったとする研究結果を発表した。