新型コロナウイルス

コロナ禍 高価で強い酒の需要増

コロナウイルス感染拡大の中、世界では高価なアルコール飲料の需要が伸びている。高品質で強い酒を飲む機会が増え、自宅でカクテルを作るようになったという。フィナンシャル・タイムズ紙が報じている。
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アナリストのジェフリー・エド・マンディ氏は「もしあなたが自宅にこもり、買い物に行かないのなら、ビール24本の代わりに、大きなサイズの強いお酒を1本買ったほうが楽でしょう」と語り、人々は安価な飲料の代わりに高価な飲料を買うようになったと説明する。

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アルコール販売の統計には国境閉鎖も影響している。パンデミックを背景に計画していた旅行の大半は取りやめになったからだ。人々は休暇用にとっておいた貯金を使うようになり、その使い道のひとつがアルコールというわけだ。

アルコール飲料メーカーDiageo(ジョニーウォーカー、ギネスなどで知られる)は、2020年のテキーラの売上は80%伸びたと語る。他にも、ジェムソン・アイリッシュ・ウィスキー(Jameson)やザ・グレンリベットを製造するペルノ・リカールも売上増を報告している。

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