理化学研究所は2月、「富岳」について、3月9日から供用を開始すると発表していた。
神戸市の理化学研究所計算科学研究センターで9日、式典が開かれた。朝日新聞によると、式典で理化学研究所の松本紘理事長は「速さだけではなく、使いやすさや安定性を主眼に開発してきた。既に新型コロナウイルス対策などで期待値が非常に高い。国民の皆様に愛される『富岳』にしたい」とあいさつした。
報道によると、「富岳」は2020年、世界のスーパーコンピューターに関するランキングの計算速度など4部門において、2期連続で世界1位を獲得している。
先に松本理事長は、「富岳」の能力や限界について外国メディアに語った。