震災から10年 死者1万5899人 行方不明者は2526人に

日本の警察庁は9日、東日本大震災から11日で10年を迎えるにあたって、3月1日時点での被害状況を発表した。死者数は前年と変わらず1万5899人となり、行方不明者は3人減り、2526人となった。日本のメディアが警察庁の発表を引用して報じた。
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宮城県で見つかった遺体 東日本大震災で行方不明の女性と判明=マスコミ
死者の内訳は宮城県が最多で9543人。次いで岩手県の4675人、福島県の1614人など。その他、東京都や茨城県など9都道府県を合わせ、3月1日時点で1万58990人となった。

行方不明者は宮城県で1215人、岩手県で1111人、福島県で196人。昨年3月から今年2月にかけ、宮城県と岩手県で計3人の身元が特定されたため、行方不明者は計2526人となった。

また、岩手県で48体、宮城県で6体の計54遺体の身元が分かっておらず、両県警が引き続き特定作業を行っている。

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