中国の全国人民代表大会(全人代)は11日、香港の選挙制度改変に関する決議案を承認した。決議案は賛成2895票、棄権1票で採択された。
ボレル氏は声明で、選挙制度の改変は「一国二制度」の原則や中国の国際的義務に反すると指摘した。
そのうえで、ボレル氏は「欧州連合は追加措置を検討し、香港の情勢にいっそう注意を払う」とした。
欧州連合は2020年7月、香港で国家安全維持法が制定されたことを受け、香港市民への抑圧や監視、情報傍受など「望まない使用」が疑われる場合、機器の輸出を制限するなどの措置を決定している。
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