デジタルアートが約7000万ドルで落札 オークションハウス「クリスティーズ」

大手オークションハウスのクリスティーズは、デジタルアーティストBeeple(39)の作品「Everydays: The First 5000 Days(毎日:最初の5000日)」が6930万ドル(約75億円)で落札されたと発表した。同作品は、Beepleが2007年からインターネット上に公開してきた画像のコラージュ。
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「Everydays: The First 5000 Days」は、非代替性トークン(NFT)として落札された。オークション期間は2週間で、開始価格は100ドルだった。

「Everydays: The First 5000 Days」は、インターネット上にのみ存在する商品の所有権取得を可能とするブロックチェーン技術を用いたデジタル資産NFTとして大規模なプラットフォームで落札された世界初の作品だという。

クリスティーズは、Beepleについて、彫刻「ラビット」(2019年に9110万ドルで落札)を作った米国のジェフ・クーンズ氏、絵画「芸術家の肖像画─プールと2人の人物」(2018年に9030万ドルで落札)を描いた英国のデイヴィッド・ホックニー氏に次いで、作品の価値が最も高い存命する3人目の現代アーティストになったと発表した。

「Everydays: The First 5000 Days」は、Beepleが2007年から制作してきた数千点の画像の巨大なコラージュ。Beepleは13年以上にわたって1日1作品を制作 したという。


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