国際宇宙ステーション 空気漏れ箇所修繕を露クルーらが終了

国際宇宙ステーションのロシア人クルーらはステーション内で見つかった2つ目の空気漏れ箇所の修繕作業を終了した。ロシア国営宇宙公社「ロスコスモス」ミッションコントロールセンターがNASAとのテレビ会談の際に明らかにした。
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同センターの代表によれば、ロシアのセルゲイ・リジコフ、セルゲイ・クド=スべルチコフ両飛行士はロシア製モジュール「ズヴェズダ」で見つかった空気漏れ箇所の修繕作業を首尾よく終了している。これから数日間はモジュール内の空気のレベルを調べるためにズヴェズダのハッチは閉められる。

空気漏れのISS 修繕方法に露米飛行士らの間で食い違い
ズヴェズダ内でロシア人クルーらが発見、修繕に成功した空気漏れ箇所はまだ2か所のみ。1か所目は先週にすでに修繕が終わっており、2つ目の箇所は3月8日から開始されたものの、作業は複雑を極め、機密はすぐには回復できなかった。複雑といえば作業に使われた接着剤の成分も同じで、原料には北アフリカの針葉樹から採取された脂も入っており、これにパテ、発砲ゴム、フッ素樹脂シート、ビニールテープ、金属製シールも使われた。

ステーションで空気漏れが発生した原因についてのスプートニクの記事はこちらからお読みいただけます。

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